何を言っていたのかよく分かりませんでしたが、とにかくその日の日付のone day ticketをくれた*ので、概ね上記のようなことを言っていたに違いありません。黒い髪がクルクルしていてスマートで小柄で、どちら様か分からないけどカッコいい!もしかして亡くなったおじいちゃんか誰かが化けて出てくれたのかもしれません。
そんなこんなで、とにかく良いお店だと思っていたので、思い切ってメールで問い合わせをしてみたのです。2018年の事です。日本に住んでるんですけどレコードストアデイ限定のMansunのWide Open Space 12″がどおおおおおしても欲しいいいいいんです、取り寄せ可能ですか?と。すぐに丁寧な返信がありました。
そして2020年のレコードストアデイ、Mansunはかねてからその存在が知られていたのに実際にはリリースされなかった幻のアルバム「The Dead Flowers Reject」を出すと発表されていたのです。これは競争が激しい。そして今年は日本の販売元からプレスリリースが出ていたので、日本国内での流通もありそうな雰囲気。しかしいくら検索してもネット上にプレスリリース以外の情報が出てこない。うーん。
The Lord of the Ringsの映画も英語が分かる人が見るとキャラクターのアクセントが全部違ってて、それが良くも悪くも物語に深みを与えているそうなのですが、そこまで翻訳するというのはやっぱり不可能なのかなぁ。これはLuke’s English Podcastでも取り上げられていたトピックスですね。
でもひとりで英語に取り組んでいると、自分が今どこに居てどこに向っているのか分からなくなります。そういう意味ではテストっていいなぁとたまに思うのです。モチベーションの維持にもなるし。そこで見つけてきたのがインターネットで無料で受けられるEF Set Englishテストです。
EF Set Englishは、オンラインでリーディングとリスニングを無料で診断してくれるテストです。2020年1月現在では15分の簡易版と50分の正式版を受けられます。(去年はさらに長い2時間のものがあったように思うんですが、気のせいかな?) 私のように具体的な目標も無く英語を学んでいる人間にとっては、ぴったりのテストだと思います。
主催者は証明書を発行しており、また、他試験とEF Set Scoreの対応表も公表していて、「国際的に認められた英語力の証明」 が出来ると強調していますが、多分 EF Set Englishテストの結果を海外の大学や企業に持っていっても相手にされないと思いますので、その場合は諦めて、TOEFLなりIELTSなりをお金を払ってしっかり受けたほうが良いでしょう。
これではイカン、次のツアーまで時間が空くという事はその間に英語の勉強をする時間がたっぷりあるということではないか、むしろこれは朗報…といつものように無茶苦茶な理屈で自らをポジティブ方向に納得させ、最初のEF Set Englishテストを受けたんだったと思います。記録によると2019年の5月27日。
これはLuke’s English Podcastを8~9ヶ月ぐらい聞いていた頃だったと思います。Luke先生が 何かの時に 「自分のPodcastをここまで45分以上寝ないで聞いてるんだとしたら、最低でもB1レベル以上はある」と言っていたので、B2の結果が出てまぁ妥当かなと。
で、2020年1月17日ですよ。
おお、進歩してるじゃん!
言語習得の過程では、特にB2(中級者の上)からC1(上級者の下)の間の学習期間を「intermediate plateau(中級者の停滞)」と呼んでいるそうです。つまり、初心者から中級者になる間は日々自分でも進歩が自覚できて楽しいのですが、中級者から上級者に至るには、自分で進歩が見えなくて心がくじけそうになる、辛くて長い「long and winding road」が待ち構えている、ということです。
EF Setのテストでは50分の試験のうち、前半25分がリーディング、後半25分がリスニングです。で、リスニングは課題の文章を最大2回まで聞けることになってるんですが、たまたま私のiPhoneやブラウザとの相性が悪かったのか、リスニングの全ての問題で課題を1回ずつしか聞けませんでした…。1回しか聞けないということを明確に自覚するのに2問ぐらい使ってしまったので、最初の2問は適当に答えることになってしまいました。だからリスニングは本当はもっと点数が取れるはず!(言い訳)
生来の怠惰のため、英語学習に挫折し続けて来た私が、 初めて1年間毎日続けることが出来ている英語教材(?)がLuke’s English Podcastです。私は毎日これを聞いています。2009年4月にスタートし、2019年9月現在で600以上のエピソード*を配信している有名Podcastです。ブリティッシュ・イングリッシュを標榜しているPodcastとしては、最も有名なもののひとつと言っていいのではないかと思います。
例えば’Episode.100 Going to The Pub‘では、「パブに行く」という一点について、お兄さんであるJamesさんと実際にパブで飲みながら1時間以上あーでもない、こーでもないと話をしています。パブではこう振舞うべきだ、いやそれは違うなどと、徐々に酔っ払ってくる2人の間でも意見がぶつかったりして、とにかくものすごい情報量です。きっとイギリス人は普段パブでこういうしょうもない細かい持論を戦わせてるんだろうなというのが分かり、2重の意味で勉強になります。
【コメディアン仲間】 Paul Taylorさん:アップルコンピューターを辞めてフランスでスタンダップ・コメディアンになったイギリス人。英語、フランス語、スペイン語がほぼネイティブ並に使えるPolyglotだそうです。このPodcastが始まった当初は無名でしたが、YouTubeの動画がバズったことによってあっという間に知名度が上がり、自身の名を冠したテレビ番組を持ち、今ではフランスでは知らない人がいないほどの有名人になっているようです。面白くて私もすっかりファンになっています。フランス人の奥さんとの間に娘さんが生まれたばかりで、悪戦苦闘中。 Paul TaylorさんのオフィシャルYouTubeチャンネルはこちら
Street Viewを見ても全てオフィスビルのようで、それらしい建物が見当たらないのです。でもとても小さな通りなので、もしかしたらStreet Viewの更新の後に宿が出来た可能性もありますし、近寄らないと分からない程度の小さな看板やプレートが出ているのかもしれません。現地で確認するしかないと思っていました。
やっとたどり着いた部屋が意味不明な間取りの3階建て(1階は巨大なキッチンとトイレ、2階に完全にバラバラの部屋でリビング、バス・トイレ、寝室、3階に何となくオバケが出そうな寝室)で、しかも3階に行く階段の電球が切れてて超怖かったとか、ドライヤーと栓抜きがなくて不便だったとか、買ってきたPod Noodle (Chicken and Mushroom)が口に合わなくて全部食べられなかったとか、そんな事はもう良いのです。この部屋にたどり着いたというプレシャス!どれだけホッとした事か!